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【MSI SemiFinal】T1敗北!血みどろのBo5をBLGが勝ち切る!これで決勝はGENvsBLG!

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BLG vs T1

GAME1ではT1はセナノーチ、BLGはカリスタレナータのコンボを選んだ。
ゲームはレベル1から動き、Keriaが相手のインベードを誘い込んで挟撃。Fakerの1キルからゲームはスタートした。
両チームともサイドでアクションを起こし続け、BLGのタワーダイブのカウンターファイトでKeriaがトリプルキルを達成する珍事もあった。
岐路になったのは一体目のバロン。ドレイクファイトでマップ主導権を握ったT1がバロンにタッチするもの、knightのウィーバーウォールによる完璧な分断とそこに合わせたONの敵対的買収でT1戦線は崩壊。
BLGがバロンを獲得し、ゴールド差は拡大。途中Binが捕まり、差が縮まるが、そのままビルド差を活かしてBLGが勝利した。

4マークスマンボットとなったGAME2。
8分段階のファイトでGumaのドレイブンがスタック獲得&トリプルキルであり得ないほどのゴールドを獲得。
シャットダウンの回収こそできたものの、オポチュニティーとヒュブリスを早期に積んだドレイブンの火力はすさまじかった。
そして、ZeusがBinを倒したことも大きく響いた。
暴れまわっていたBinを最終的には火力で上回り、セカンドキャリーとして十分すぎる働きを見せた。
BLGとしても序盤の事故を取り返すように果敢に攻め続けたが、T1のスノーボールを止めることはできず、T1が1-1にカウントを持って行った。

GAME3ではT1がとんでもないバンピックを展開した
不調に陥っている疑惑を助けるためか、ミッドに3バン割いてセオリーを崩しに行った。
BLGはアニーミッドを出し、T1はザックをミッドに回し、トップにヤスオを置いた。
ここにきてのザックミッドに驚きが溢れかえっていた。
再序盤はOnerのニダリーを中心にT1が、Binのレベル6以降はBLGが攻める展開となった。
ゲームが一気に動いたのは15分段階でのミッドでの5v5。
ザックのエンゲージを耐えきったところから、knightが3マンスタンティバーズを決め、BLGが集団戦に勝利した。
T1のピーキーな構成に不利状況を覆せるほどのパワーはなく、BLGが危なげなくGAME3を制し、決勝進出に大手を掛けた。

GAME4ではT1はオレソルセナオーンのどっしり構えた構成に対して、BLGはコーキのポークを組み込んだ。
両チームともアクションに不安な面があり、有利を取っては取られを繰り返した序盤。
神懸かり的なステップでキルを回避しかけていたFaker。knightのシャットダウンを取ってからはオレソルのパワーが暴れだした。
ミッド全体を覆いつくさんRで、ミッドアウターを守りに来ていたBLGを破壊。
そのままバロンに繋げ、有利を築いた。
BLGはknightのポークやBinの素晴らしい動きがあったものの、カサンテとオレソルの令和キモチャンプの対処に困っていたのか、思うようなファイトが作れなかった。

GAME5ではBLGがこの大一番で構成を一新。エンゲージ要素が豊富な構成にし、得意の集団戦を狙いに行った。
Fakerの素晴らしいガンクいなしからスタートしたこの試合。
T1側からの仕掛けが決まりやや優勢という展開がったが、Binのカミールにキルが入ってからは状況は変わり始める。
ヘラルドファイトでBinが素晴らしい角度でのフックショットでFakerを落とし、そのまま育っていたOnerまで落としきった。
その後のファイトでも逃げようとするT1に対して絶望のへクステックアルティメイタムが決まり、Binが最強になってしまった。
MSIの主人公Binに全てを託したBLGの選択は大成功。
決め手となったバロンファイトでも、Binが単騎で場を荒らし切りゲームセット。
シリーズの中で不安定さを見せていたものの、最後にはBLGが優勝候補としての格を見せながら、決勝へ駒を進めることとなった。

これでおしくもT1の敗退が決定。
Fakerを筆頭に調子が不安視されていたT1だったが、やはりを最後までそれをぬぐい切ることはできなかった。
この過密スケジュールのMSIを下のステージから驚異的なパワーでここまで這い上がってきたT1だったが、決勝への進出、そしてBLGにリベンジを果たすことはできなかった。

決勝の対戦カードはBLGvsGENに決定。
優勝最有力候補同士の再戦となるMSI決勝。ハイレベルな戦いに期待したい。

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