まさかの展開
激戦繰り返されるLPLを3位で終え、今年のWorlds出場を掴み取ったLNG。
そんなLNGだが、現在中心選手が苦境に立たされている。
その選手がScout。
SKTでデビューしその後中国に移籍、2021年にEDGで世界一のミッドになり、現在はLNGの看板選手を務めているScoutの身に何が起きたのか...
法の拘束
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現状をざっくりと解説すると、ScoutはLNGに移籍した際に発生した前所属チームのEDGと民事訴訟問題を抱えているとのこと。
現在は2審が進行中であり、EDGが民事訴訟の途中でScoutに対して出国禁止を要請している。
シーズン後に韓国で休暇を取る予定だったScoutは中国国内から出国できておらず、このまま出国禁止が続けば、当然Worldsに出場できなくなってしまう。
現状どのような事情でEDGが訴訟に踏み切ったかは明かされてはいない。
しかし、このようなことでScoutが中国を出られないとなるとLNGとしてはたまったもんではないだろう。
LNG公式もこの事件に対して反応している。
「我々は世界大会前にこのニュースを聞いた皆さんと同じ気持ちです。私たち全員がこの機会を大切にし、Scoutと一緒にこの状況を解決するために最善を尽くします。彼の倫理観と努力は誰もが認めるものです。結果はまだ確定していません。良い知らせを待ちましょう。」
EDGとScoutの間にどんなわだかまりがあるかは現状わからない。
ただ切に思うのは、正当に勝ち抜いたチームが100%前を向いて戦える大会であってほしいということ。
もしこれでScoutが出られなくなると、LPLにとっては大きな損失となるだろう。
LNGとScoutにとってのWorldsが、良い旅になることを願いたい。