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【Worlds PlayIn Day2】SHGは立ちはだかるLeviを突破できず…!100TvsR7は血みどろの接戦!

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GAM vs SHG

GAME1

GAME1ではしばらくグローバルBANだったオーロラが初登場。

SHGはワールズパッチでバフされたジャーヴァンをピックし、ジグスとランブルと合わせてコンボを狙う構成。対するGAMはLeviの象徴的なピックであるシヴァーナを選び、彼のキャリー力に賭けたプランのようだ。

序盤はジャーヴァンの強みが発揮され、SHGが優位に立つが、無理なアクションの失敗で試合は停滞。次第にシヴァーナとのファーム差が広がっていく展開に。

GAM側は、ポッピーサポートの存在がSHGのジャーヴァンとレルの仕掛けを抑え、ジンのUltから安定してイニシエートできる隙のない構成。SHGは思うように動けず、GAMが試合をものにした。

GAME2

GAME2では、SHGは前試合で苦しんだシヴァーナをBAN。GAMは引き続きオーロラとジンをピックし、SHGはリーシンとルブランという、序中盤に圧をかけられるチャンピオンを選択した。

SHGはピック通りヨネにプレッシャーをかけ続けるが、リバーで発生したファイトではGAMのKiayaがオーロラで粘り強いスーパープレイを披露。両チーム一歩も譲らない接戦が続く。

それでもDasheRのルブランにキルが集まり、強力なバーストを発揮できる状況。SHGはマップ全体を広く制圧していくが、集団戦ではオーロラ&ウーコンを擁するGAM側が依然として強力だ。
ジンを狙った渾身のキャッチもオーロラがいることで綺麗にカウンターされ、なすすべがないままGAMが勝利した。

SHGは2試合ともオーロラに苦しみ、逆にランブルはオーロラ相手にレーン戦でプレッシャーを掛けづらく、集団戦でも存在感を発揮できなかった。
シヴァーナBANを加味しても、修正力に課題が残る内容だったように思える。

100T vs R7

GAME1

GAME1では100Tがカサンテ、ジャーヴァンにフェイを組み合わせ、集団戦を見据えた構成をピック。3rdピックの段階ではフレックスもチラつかせられる。R7はADCのピックを最後まで温存し、これなら行けると踏んでCeoのドレイヴンを投入して勝負に出た。

R7は序盤からドレイヴンにFBが入る良いスタートを切ったが、不用意な場面が多く有利を手放す展開に。そして20分過ぎのファイトではフェイとジンが活躍し、100Tがフロントラインの分厚い構成を見事に機能させた。

しかしR7もやられっぱなしではない。レルを中心に自分たちからもエンゲージし、巻き返しを図っていく。激しい応酬の末、最終的に無理してバロンを取ったR7が壊滅し、100Tがそのまま勝利。

GAME2

GAME2は100Tがナミルシアンをピック。R7側は構成を伺いつつ、オリアナ、ノクターンというWOMBOコンボが狙えるピックを選んだ。

しかし、100T側もオーロラ、ウーコンが居るため集団戦で引く理由はない。ファイトが起きるたびに、全員が限界ギリギリまで戦う試合展開となった。

最終的に、バロン確保後のファイトでオリアナノクターンの強烈なコンボが炸裂。R7が4-0で集団戦に勝利し、そのままネクサスまで破壊した。

GAME3

GAME3ではR7がナミルシアンをピックし、100Tはラストピックでヴェックスを繰り出した。ブリンクの多いR7の構成によく刺さり、ジンクスがレイトゲームを支えるという狙いが見える。

序盤は構成の強いR7が圧倒。ルブランを活かしたガンクや、人数を掛けたタワーダイブでしっかりと有利を築いていく。

しかし、100Tにはヴィエゴがいるため、もし1キル生まれるとそこからひっくり返されかねない。実際にSummitのレネクトンが執拗に追い回し、なんとか対処する苦しい場面もあった。

試合はR7がやや有利を保ちつつ進んで行ったが、35分過ぎの場面でナミルシアンのコンボが炸裂。Tomoのジンクスが無抵抗で落とされてしまう。この場面で1人欠けた100Tは守りきれず、R7が勝利を収めた。

シリーズを通して呆気ない終わり方は気になるが、ドラフトに関しては両チームとも評価できそうだ。
また、Summitのレネクトンは2試合連続で高パフォーマンスを見せ、集団戦でフォーカスを受けながらも前線を支え続けた。ジャングルメタがファイター寄りに傾いてきているため、WCSではトップレーナーのフロント力が一層重要になってくるかもしれない。

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