TES vs FNC
TESはヨネ&セジュアニ、ランブルと今大会でも評価の高いピックを確保。FNCはスモルダーと3タンクでレイトに賭けた構成だ。
序盤から中盤にかけてはイーブンな試合展開だったが、アグレッシブに仕掛けすぎたFNCが手痛い反撃をもらって壊滅してしまう。
そこからはパワースパイクの早いTESが一気に加速し、スモルダーの時間が来る前にネクサスを破壊。24:09という今大会最速の記録も残した。
BLG vs T1
BLGはアーリ、ジャックスと自信のあるチャンピオンをピック。対するT1はラストピックでサポートニーコをチョイスした。カリスタとのコンボを狙えそうだ。
T1がドラゴンを確保して有利を築いていったが、サイドに出たBinがナーをソロキルすることに成功。次のアクションでもゾーニャを活かして生き延びる活躍で、どんどんジャックスがキャリーする空気になっていく。
だがそのまま終わらないのがT1。バロンを始めたBLGに鋭くエンゲージしてファイトを制し、試合を持ち直すことに成功。その後もフェイカーが身を挺して集団戦の形を作り続け、最後はKeriaがニーコならではのエンゲージを決めて試合に勝利した。
FLY vs PSG
FLYはQuadのカシオペアを選び、PSGはヴァイを中心にキャッチを狙っていきたい構成。
序盤はBwipoのミスプレイや、機動力のないカシオペアが狙われるなどFLYにとっては苦しい展開。しかし約28分、ミッドレーンでのファイトはFLYがかなり余裕を持って勝利し、それ以降も5v5ではFLY側が優位に立ち続けた。
特にアイバーンは印象的な存在で、リデンプションも活かしてレネクトンをフルタンク並の硬さに仕上げた立役者だ。
G2 vs WBG
相手のランブルを確認したG2が2ndでガリオをロックインする深いドラフト。対するWBGは2ndバンフェーズでヴァイ、ヤスオとシナジーがあるチャンピオンを消していくが、G2が最後に出した答えはノクターン&オリアナだ。
そして3分あたりのレーニングではトップレーンでまさかのソロキル発生。Breatheはガリオのダメージ感が分かっていなかったのか、フラッシュを切ることすらできなかった。
そしてG2は6グラブ獲得、タワー破壊と順調。こののままスノーボールしたいところだが、中盤からはジャングル内のファイトでイコライザーが刺さる場面が増えてくる。
WBGはなんとか持ち直していくが、集団戦でも目立つのがBBのガリオ。持ち前の硬さとゾーニャを活かして時間を稼ぎ、WBGの前に立ちはだかる。
シナジーピックのノクオリも最後にコンボを決め、ドラフトから始まった巧妙な作戦が完了した。