FNC vs WBG
GAME1
WBGはレネクトンニダリーのコンボ、さらにはルシアンまで抑えて、序盤から攻め立てる構成を作った。
序盤はWBGがゲームテンポを握る。Xiauhuのルシアンが暴れるが、Oscarininのジャックスにキルに入ってから試合が傾き始めた。
ゴールド差はイーブンだったものの、FNCの鋭いエンゲージとOscarininのハードキャリーが合わさって形勢逆転。FNCが1セット目を取得した。
WeiboはTarzanの鋭いカウンターガンクとXiaohuの精妙なルシアンで序盤をリードし、スノーボールを始めたかと思われた。しかし、Crispが無計画な突進を行ったことを皮切りに大きく崩れてしまった。構成が腐り、Weiboは連続してファイトで敗北してしまった。
GAME2
Weiboが方向転換。正統派の構成に修正を行った。それに対して、FNCはアーリヴァイを筆頭に、攻撃的な構成を組んだ。
ただ、FNCは構成の強みを活かし切れず、Weiboに致命打を与えることができなかった。その間、WBGは静かに爪を研いでいた。
WeiboはBreatheのジャックスとLightのエズリアルがキャリーしていたが、ここでレッドサイドのジャングルででCrispとTarzanが連続してミスを犯す。一気に試合がFNCに傾くかと思われたが...
残りの3人がスーパープレイ。後衛の破壊と前衛の封じ込めを、人数不利の中同時に行いきった。その勢いのまま、GAME2をWeiboが制した。
GAME3
負けたら終わりのGAME3。FNCがミッドにジョーカーとしてスウェインをピックした。
しかし、うまくは機能せず。序盤からWeiboが攻め立ててFnaticは不利を背負ってしまう。スウェインはレベル6から強力なパワーを発揮するチャンピオンだが、Humanoidのスウェインはその期待に応えられなかった。
最も試合大きく動いたのがバロン前のファイト。Tarzanがギリギリでスマイト勝負に勝ち切り、そのまま0-5エースを決めきった。スウェインはダメージとタンク性能を発揮できるタイミングだったにも関わらず、Rの再発動のずれもあり、試合が一気に敗色濃厚になってしまった。
全体的にWeiboに後れを取ってしまったFnatic。レーンが終わった後、ドラゴンに集中しすぎるあまり、Weiboのサードアクションに対応できず。大量のタワーがゴールド差を生み、GAME1,2で暴れていたジャックスがほとんど脅威ではなかったことも、大きくWeiboの勝利に寄与した。
結局、試合は26分でスムーズに終わり、FnaticはLECで2チーム目の脱落者となった。