長すぎる支配
カ・サンテのプロシーン支配が2年越しにようやく終わった
カ・サンテがLoLのプロシーンに登場して以来、どの地域でも常にトップレーンの主要ピックであり、1位でなくとも必ず上位3位には入っていた。しかし今スプリット、カ・サンテは完全に沈んでいる。
現在、カ・サンテのトップレーンでのピック率は11位であり、10位にはヨリックがいる。
カ・サンテは現在30試合中6勝しかしておらず、勝率は20％に留まっている。
15分時点での平均的なゴールド差は-476と、対面に大きく後れを取っている。
地域別の統計では、カ・サンテで勝利した選手の多くはゲーム2やゲーム3のようにチャンピオンプールが狭まった後にピックしている（例：GenのKiinがT1相手にGame 3で勝利、WBGのBreatheがBLG相手にGame 3で勝利など）。
WBGのBreatheは今スプリットでカ・サンテの勝率が最も高く、2回ピックして2勝している。
では、カ・サンテがここまで凋落した原因は何なのか？
Fearless（ドラフトルール）か？
それは関係ない。2025年冬スプリットでもカ・サンテはピック率1位のトップレーナーであった。
実際の原因は直接的・間接的な変更である。
直接的な変更：パッチ25.05にてカ・サンテがナーフされた。
カ・サンテ
不屈の本能
マークの基礎ダメージが20から12に減少。
切り開く猛進
オールアウト中の追加トゥルーダメージが、チャージ時間に応じて10%-100%から10%-80%に減少。
間接的な変更：パッチ25.05でレーンスワップ防止メカニズムが導入された。カ・サンテはレーンスワップメタで非常に強かった。
さらに、パッチ25.06でグウェンのリワークが導入され、彼女はカ・サンテにとって非常に不利なレーン対面となった。実際、カ・サンテが使われた30試合のうち、グウェンとの対面は一度もなく、常にグウェンがバンされていた。
「カ・サンテは勝率が44％であっても永遠に最強のトップレーナーである」と言われ続けてきたが、それが今スプリットでようやく終わり、現在は状況に応じたピックにまで格下げされた。
予想を言うなら、今スプリットのプレイオフ、さらにはMSIでもカ・サンテを見ることはないと考える。しかし、Worlds前にはトップメタを揺るがすために強化される可能性は十分あると思う。
ソース: https://gol.gg/champion/champion-stats/162/season-S15/split-Spring/tournament-ALL/
反応まとめ
💬 猿の手：カ・サンテはプロシーンで消えた。でもユーミが帰ってきた。
💬 どういうわけか、パルパティーン・ユーミが復活した。
猿の手：楽をして何かを得ようとするとその報いを受ける、というイギリスの寓話
💬 今年初めの数ヶ月間、カ・サンテはすでに完全にナーフされていたが、レーンスワップでの適応力によって持ちこたえていた。だがRiotがレーンスワップにバズーカをぶち込んだことで、最後の強みも消えた。安らかに眠れ。
💬 惜しくはない。
💬 体力4700、防御329、魔法防御201のチャンピオン👤が、ノックアップ🌪、シールド🛡、壁🧱越え、クールダウン1️⃣秒、マナコスト1️⃣5️⃣、W変身でCDリセット、パッシブで固定ダメ🗡、耐久上げると📈スキルヘイスト⏰も上がる、Qにもスキルヘイスト⏰、スキル速度🚀も上昇、さらにADレシオが乗ってWがその効果でーーうわあああああああああああ😱😱
💬 韓国語読めないのに、音が聞こえてくる気がする…
💬 ついにカ・サンテが折れたようだな。
💬 Phreakが言ってたが、選手アンケートではまだカ・サンテがOPだって声があったらしい。しばらくバフはないと思う（もしかすると低スキル層向けに使いやすくする方向の調整はあるかもしれないが）。
💬 これはエージェンシーが高いチャンピオンの宿命である。アカリ、ヤスオ／ヨネ、ゼドも常に勝率は低い。それは彼らがたくさん勝つからではなく、勝つ時に相手に何もさせないような活躍をするからである。勝敗がそのプレイヤーの技量に完全に委ねられる。
逆にガレンやブライアーのようにシンプルなチャンピオンは、勝率が高くなりがちである。彼らのスキル表現は限定的であり、相手からしても対処しやすく、その分高い勝率が許されている。
💬 良いぞ、このまま底辺にいてくれ。
💬 Fearlessのおかげで、ただ数体のトップチャンプをぐるぐる回してただけのやつらが炙り出されたな（特にBroのMorganを見ているぞ）。すごく良いと思う。
💬 我らの主Morgan様を侮辱するとは許せん…レネクトン専でもな…いや、続けてくれ。
💬 この寒気がするキャラが、Rを押すだけで27天文単位先から誰かを誘拐するのを二度と見たくない。
