LPL2024Spring BLG vs TES
LPL2024Springの決勝が4/20に行われた。
対戦カードはBLGとTES。
今まで最強だったRuler率いるJDGを倒し、決勝まで昇りつめた2チームだ。
会場は春大会とは思えないほど、大規模。
演出の迫力や観客数は国際大会にも引けを取らないほどで、歓声も非常に大きかった。
GAME1ではElkが脅威の76Kダメージ。ナミルシアンの強みを出し切った。
TESも369を中心に一矢報いるシーンは何度もあったが、Elkの猛攻を止めることはできなかった。
セナ構成のTESはBLGのスピードに着いて行くことができず、BLGがまずは一勝をあげた。
GAME2では先ほどと変わってBLGがセナを選択。しかしBLGの勢いは止まらない。
先ほどのElkからバトンを受け取ったように、Xunがウーコンで場を荒らしまくる。
圧倒的なゲーム展開。なんと23分で試合は終了してしまった。
これでBLGは2勝目。早々にマッチポイントまでこじつけた。
GAME3では久々の4マークスマンボットレーンが展開。
サポアイテムを買わない選択が活きたか、BLGがボットで有利を築く。
しかし、JackeyLoveとMeikoは崩れ切らなかった。AAを重ね続けTESが勝利。
MVPには要所要所で華麗なULTを決めたアッシュのMeikoが選ばれた。
GAME4ではXunがキンドレッドJG、ONがニーコSUPと、BLGが攻撃的な構成を組んだ。
序盤のレーンから有利を築き、ずっとテンポをTESに渡さなかった。
膠着した状態を打破し続けたのはONのニーコ。TESは不意のポップブロッサムを喰らい続け、不利な開始を強いられていた。
TESは身動きが取れないまま、BLGがスノーボール。
文句なしのGAME4を見せ、BLGがトロフィーを手に入れた。
これでBLGはLPLで初優勝。
シーズンも一位で終わり、文句なしの仕上がりを見せた。
今度こそ、MSIのトロフィーを獲りに行く
去年はBinが覚醒し、MSIの決勝まで昇りつめたBLG。
LPLの快進撃で、初の中国勢同士の国際戦決勝となった去年のBLG。
しかし、LPLのドリームチームをくみ上げていたJDGには敵わなかった。
今年はknightの加入によりあらゆるレーンからのキャリーが可能となったBLG。
特にElkの攻撃性には磨きがかかっており、今季のLPLではDPMは800とトップの値だ。
このファイナルでもKDAは29/6/34。一番輝いていた選手と言って差し支えないだろう。
MSIではRNG,RNG,JDGとLPL組の連覇が続いている。
BLGとTESは、”MSIに強いLPL”の称号を守ることができるのか。
余談:よくわかんないけどかっこいい映像
炎を操るJackeyLoveとBin。熱そう。