激闘
WCS最後の枠を賭けたT1とKTの戦いが行われた。
GAME1ではセナをKTがピック。
…しかし、全く機能せず。
体の弱いセナでは視界管理を行い切れず、デスが嵩み、一切KTの時間は訪れなかった。
ソロQとプロのOPの差をまじまじと見せつけられた。
GAME2では空いたランブルを即座にKTがファーストピック。
中盤以降はKTのウォンボコンボが炸裂し続けた。
特に、イコライザーの上に磁気乱流とインペイルで拘束し続けるコンボは凶悪。
OPを空けることの意味をしっかりとT1にわからせた。
GAME3ではKeriaのバード、そしてジグスに対してDeftがシヴィアを出した。
拮抗した勝負を崩したのはT1。
高い陣形破壊能力を活かして、バックラインをぐちゃぐちゃに。
バロンを取ったT1が危なげなくゲームを終えた。
GAME4ではPerfectのグラガスとBddのヨネが躍動。
19分のドラゴンファイトでは素晴らしい驕りでの陣形破壊と、ヨネのアグロ引きからの生存によってKTが有利を得る。
その後のファイトでも、その高いプレッシャーでFakerとGumaはポジションを取り切れず。
T1の最後のあがきもBddの冥風一閃でシャットアウト。
KTが意地と執念で2-2に並ばせた。
運命のGAME5ではBddのルブランが登場。
序盤の戦闘ではKTが圧倒。しかし、T1はそれに付き合わずタワーを優先。
中盤で6キルもの差をKTがつけるも、トータルゴールドではT1が少し先を行っていた。
そして迎えたバロンファイト。
これまで4デットと狙われ続けたZeusのヨネが3マンに冥風一閃&即座にEで戻ることで、Rを撃ったPerfecTのカミールを孤立させた。
このファイトの勝利で、T1がバロン獲得。
一気にゲームを畳んだ。
連覇に向けて
これでT1のWCS出場が確定。
これまでメタの不一致や調子の乱高下など、多くのことに悩まされてきたT1。
WCSの権利を得たことで、昨年の世界王者としてのメンツをなんとか保つことができた。