旨みの減ったビスケット
ビスケットが体力回復のみに変更。
14.19で予定されているビスケットの変更について少し議論したい。俺は本当に本当にその変更が嫌いで、なぜなら変更の目的を達成してないからだ。
Phreakはビスケットについて、『マナフローバンドや宇宙の叡智のように相手とのインタラクションを促進しないから好きではない』と言っていた。これは一理ある。ビスケットは最も受動的なマナサスティンだからね。問題なのは、新しい変更でビスケットがさらに受動的になることだ。
基本的に、マナが減るのは対面とトレードしているからであって、マナが枯渇するのはそれだけスキルを使っている証拠でもある。これに対して体力は、相手のみがこちらに対して行動した結果として減るリソースだ。
ビスケットは減少したマナと体力量に応じて回復量が増えるから、激しくトレードしてから使うのが効果的だ。でも新しいビスケットは体力回復だけになるからより受動的なモノになる。前述の通り、体力は相手からの影響で減るリソースで、回復量が増えれば耐えるのがさらに楽になるだろう。
要するに、ビスケットの変更がゴミなのは今ビスケットに依存しているチャンプが困るだけじゃなくて、フリートや生命吸収のようなくだらないレーンサスティンになりさがるからなんだ。
大議論
💬 マナポーションが復活する。そしていずれ、序盤のマナコストのバランスを取るのが難しくてゲームから削除される。
どちらも敵チャンピオンを殴る必要が無いからあまり面白くないね。
>マナが減るのは対面とトレードしているから…/ビスケットは減少したマナと体力量に応じて回復量が増える…
💬 これは少し誤解してると思う。対面とトレードするためにスキルを吐くこともできるけど、ウェーブを押し切ったりタワー下でファームするために使うこともよくある。冷静沈着やマナフロは敵にスキルを当てる必要があるが、ビスケットはスキルをたくさん使った後に消費するだけでいい。これが厳しいマッチアップにおいてビスケットが人気な理由だよ。
💬 ビスケットがインタラクティブ性の低いルーンであることは同意できるが、それを体力回復のみに変えたところで状況は改善されない。体力コストを持つごく一部のチャンピオンなら別だが。
💬 フリーズされてる時に体力は役に立たないけどマナは役に立つ。
💬 体力に余裕があったら少し前に出てファームできると思う。
💬 それは相手とやり取りしていることになるよね?
💬 そうとは限らない。体力があれば相手がハラスしてきても無視してCSに集中することができる。
💬 どれくらい無視できる?いつかは体力無くなるでしょ。サスティンがあればそれを遅らせてくれるけど、それはマナの場合も同じだ。どちらかと言えば体力のほうがリスキーで、前に出る必要があるからオールインされる危険性がある。
💬 私の名前はベイガーです。トレードではなくファームのためにビスケットを使っています。
💬 それはベイガーの特徴であってビスケットじゃない。仮にマナフロを取っていても、発動するために敵チャンピオンに1回スキルを当てて、またファームに戻るだけだろ?
(マナフロからビスケットに変えた場合は)2分半で10回あったインタラクションが0になるし、それは確かに悪化だけど、どちらにしてもインタラクティブだとは思わない。でもジャックスやカミールのようなレーンでのインタラクションが少ないチャンピオンにとっては大きな問題だ。
💬 マナは今のLoLで最も苦しいリソースだけれど、古いマナコストの多くは現代の基準に合わせて調整されていない。その最たる例が最近のE上げAPナサスの台頭で、ナサスのEはとんでもないマナコストなのに、冷静沈着+マナフローバンド+運命の灰のDoTによって実質半分程度のマナコストで相手にハラスしながらウェーブをプッシュできる。
同じことがグラガスにも言える。グラガスはスキルの基本ダメージが高く、クールダウンが短く、サスティンもある代わりにマナの消費は激しい。しかし、涙とカタリストさえあれば何の欠点も無くなり、スキルを連打してサスティンとハラスを両立できてしまう。