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【Worlds Swiss Day3】LNGとGENが8強入り!Peyzトゥイッチガン刺さり&Scoutが絶好調!

LNG vs DK

GAME1

DKはスモルダーをピックしてレイトに強いバリュー構成、一方、LNGはLucidのヴァイを奪い、サイラスGalaの得意ピックであるカイサを選びLPLらしい構成を組んだ。

Kingenはオラフをラストピックしたものの、序盤から徹底的にマークされ、Zikaのレネクトンとの1対1でソロキルを許し苦しい展開へ。ShowMakerはトップ、ボット、ジャングルが崩壊する中奮闘、スモルダーの強みを一部見せたものの、最終的には沈黙してしまう。逆にScoutのサイラスは、マオカイやアリスターのRを活用し、試合を引っ張り続けた。

LNGは全選手が素晴らしいパフォーマンスを見せ、1勝を獲得。逆にDKは不安定なバンピックと試合展開で押され、スモルダーとジグスの完成を待っている間に16.5kゴールド差という大差をつけられた。

GAME2

ジグスをピックしたDK。LNGはスモルダーとトリスターナをバンし、ミッドADを完全に封じた上でAP対策のガリオをピックした。

LNGの構成はGalaのカイサを中心に最適化されており、DKを終始押していた。Aimingのジグスは序盤こそ良い動きを見せたが、Galaのカイサとガリオにより、チームは崩壊。4つ目のドラゴンファイトでは、DKが一度大勝してバロンを取ることに成功。流れが傾くかとおもわれたが、その後のAimingのポジショニングが咎められたことでLNGに流れが戻り、最後にはエルダーファイトで敗北した。

LNGは構成通りに突っ込み続け、最終的にガリオが集団戦で大きな影響力を発揮。前評判を覆し、最速での8強入りを決めた。DKはバンピックから崩れ、2セット目もLNGに完敗した。

GAME1

オーロラとヨネを空けたGENに対し、HLEはヨネをピック。HLEはカイサとレルで突撃構成を完成させ、GENはレナータで構成を仕上げた。

中盤まで一進一退の攻防。GENはバロンを取り、ドラゴンも3つ確保してテンポを握るが...

MIDの集団戦でとんでもないウォンボコンボが炸裂。Delightの神エンゲージとそれに合わせたZeka。HLEが流れに乗った。

その後、カイサが3コアを完成させたことで状況が一変。厚いフロントと育ち切ったマークスマンの前に、GENは自陣から出ることすら困難に。最終的に集団戦で圧倒したHLEが勝利した。

GENはスノーボール構成を選んだものの、0タンク構成の弱さが露呈。ミッドでの大敗によって流れが止まり、HLEが逆転勝利を果たした。

GAME2

GENは先ほどと同じ上半身に合わせて、下半身をカリスタレオナで補強。HLEは先ほど大活躍だったレルをピックした。

試合中盤、GENは17分にミッドのタワーを破壊し、インナーにもプレッシャーをかけたが、HLEはこのタイミングを狙って反撃。Akaliが奇襲を試みたが、壁をうまく越えられず、4対1の状況に。Zekaのアカリは倒され、試合はGEN有利に傾いた。先ほどと比べて集団戦での破壊力が乏しいHLEは、ずるずると有利を広げられた。

最後の決定的な瞬間は36分ごろ。エルダーファイトではGENがノクターンとレオナをうまく活かして奇襲。GENがエースを獲得し、そのままネクサスを破壊した。

この勝利で、GENは夏の決勝から続いていたHLE戦での3連敗を止め、見事なパフォーマンスを見せた。

GAME3

GENは上半身は変えず、ボットには2020年のWorlds以来4年ぶりとなるトゥイッチをピックした。

序盤、HLEがボットでダイブし、2キルを取って有利を掴んだかに見えたが、Canyonが早いジャングリングで追いつき、ボットガンクで反撃。続くグラブファイトでは、Peyzのトゥイッチがフリーディール。オブジェクト差をつけることに成功した。

3つ目のドラゴンファイトでは、オーロラのエリア展開とノクターンの闇の中、身を隠して忍び寄るPeyzの影。完璧なトゥイッチの裏取りによって戦線が崩壊した。

HLE側も何度か仕掛けが成功するも、GENの奇襲性能をかいくぐれず。最終的に、GENはバロンを使ってHLEの拠点を崩し、圧倒的なパワーで試合を支配した。HLEは反撃のチャンスを作ろうとしたが、トゥイッチの強力なダメージディールとオーロラのサポートにより、一気に崩壊してしまった。これでGENが勝利し、8強進出を果たした。

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