記事

【MSI Bracket Day10】T1がストレート勝利で有言実行!G2は全試合有利を取るも投げてしまった…

各チームの情報はこちら!

T1 vs G2

GAME1ではシンジャオをBANした上で、シンジャオに対するカウンターとしてよく用いられるカジックスを先出しで出したG2。
ルブランドレイブンと合わせて非常に攻撃的な構成を組んだ。対するT1も先出しカミールでトップから勝つと宣言した。
中盤ヘラルド前でヘラルド獲得とドレイブンのスタック回収を成し遂げたG2。Zuesがそのドレイブンを何とか落として育つものの、次の集団戦ではZeusのシャットダウンがHansSamaの手に渡る。
このままG2がADCのパワーで勝ちに行くかと思われていたが、ドレイク前の集団戦でG2が一瞬ドレイブンを一人孤立させてしまう。
裏からやってきたZeusがそこを咎め、形勢逆転。
頼みのバロンスティールもカリスタという第2のスマイトの存在もあり失敗したG2は、そのまま敗北した。

少し不調を感じられるYikeのヴィエゴを優先して、Zeusのカサンテに対してはアーゴットが選ばれた。
序盤で”またしても”CapsがFakerをソロキル。ガンクに合わせたFakerの強気な動きをCapsがどっしり構えてブレスで応戦した結果、キルが生まれた。
続くガンクやデスグラインダーロームなどでFakerが9分で0/3/0。ミッドの主導権は完全にG2にわたる。
しかし、FakerもボットのTPで裏を取りドレイブンのスタックを消失させるなど、T1がG2に食らいつく展開となった。
岐路となったのはバロン前。強気なMikyxをKeriaしっかり捕まえたことによって、視界の有利を取りバロンまでつなげることができた。
ただ、G2としてもCapsがダメージを出し続けたことによって即座に致命傷とはならなかった。
終盤、T1はZeusのカサンテの大暴れを筆頭に集団戦を勝利するが、ビッグドラゴンの討伐に時間を要してしまう。
そのせいでT1のネクサスタッチにG2メンバーの復帰が間に合い、ネクサスの体力がミリで残ってしまった。
九死に一生を得たのもつかの間、Fakerがテレポートと流砂の衝撃で即バックドア。沈まされたやり返しを自分の手で行ってT1が勝利した。

GAME3では一回目の対戦でT1を苦しめたアイバーン構成をG2は組み、T1はBBのジャックスに対してランブルを当てた。
しかし、このゲームはBrokenBladeのファーストブラッド獲得から試合が始まってしまった。
これまでの展開通り、G2の速いアクションをFakerの頭脳プレイを筆頭になんとかT1が躱す、という流れが続いた。
ヘラルド獲得から一気にギアを上げたG2はタワーを大量に破壊。ボットを押してタワーを取ったCapsをウィーバーウォールから捕まえに行くが、テレポートでの離脱が間に合ってしまった。
5000G以上の有利を付けて、流石にG2が勝つかと思われていたこのゲーム。
ただG2はいつものG2だった。
ミッドからドレイクに行こうという中、プッシュするか否かとコミュニケーションのズレが発生。
浮いたCapsをKeriaが捕まえたことで、予期していなかった超絶不利なスタートの集団戦が始まってしまったG2。
このシリーズ通して、序盤はG2がテンポを取っていたが、浮ついた動きをしてT1に逆転を許す、という展開が多く見られた。
そして一番大きな相手を舐めた気の緩みが、GAME3に現れてしまった。
この集団戦の勝利からT1はバロンに繋げ、そのままゲームを畳んだ。

これでG2の敗退が決定。
T1を追い詰め、TESを倒して勢いに乗ったEUラストホープの最後はあっけないものだった。

T1は準決勝でのBLGとの対戦が決定した。
このシリーズではZeusのキャリーがよく目立っていたが、スコアの面ではGumaが圧倒的だった。
MSIに入って他のメンバーが調子を乱高下させている中、この男だけは安定したパフォーマンスを発揮している。

-記事
-, , , ,