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【LPL】Ruler散る...WBGの勝利でJDGのWCSへの道が絶たれる!

潰えた覇道

昨年はMSI2023を制し、ゴールデンロード達成一歩手前まで迫ったJDG。
しかし、今年の春はTESに敗北しMSIに出場することが叶わなかった。

国際戦出場のため、リベンジ燃えるJDG。
WBGとWCS出場権を賭けたBo5が9月2日に行われた。

GAME1ではRuler&Yagaoが躍動。
お互い熱い攻防戦を繰り広げいていたがマークスマンの差でJDGに軍配が上がった。
すさまじい制度を誇るRulerのエズとスタックをため切ったYagaoのスモルダーがWBGを蹴散らした。

GAME2では、Light&Xiaohuがやり返し。
序盤の少数戦でLightが1v2を覆し、呼応するようにXiaohuも1v4から飛び込んでトリプルキルを披露。
中盤までキルは拮抗していたものの、キャリー陣にキルが集中していたWBGが順当に有利を広げて勝利した。

GAME3ではドラマが生まれた。
序盤少数戦で有利を築いたJDGだったが、WBGとしても食らいつき何度も集団戦を起こす。
途中WBGがテンポを握りバロンを獲得するも、逃げるところをRulerのアッシュに捕まり、差を埋めきるに至れなかった。
このまま、オーシャンソウルを取ってJDGが勝利すると思われたが、ギリギリのところでLightのMFがドレイクスティール
すべてをソウルのために動いていたJDGは瓦解し、ゴールド有利がWBG側に傾く。
最後にはWBGが集団戦のクオリティで上回り、Rulerを除く4人をノーデッドで倒しきった。これでWBGの勝利は確定したのがったが…

Rulerが世界最高峰のメカニクスを披露する。
追い立てるマオカイとゼリに見事なカイティングを行い、2v1を返しきった。
無情にもその間にネクサスは割られたものの、その姿は最強のADCを思い起こさせるものだった。

GAME4でもRulerのメカニクスは健在。
20分段階までほぼ差がないまま進行し、迎えたオーシャンドレイク。
RulerのバレットタイムとフラッシュインでLightとXiaohuを一人でシャットアウト。
そのままバロンを取り、得た有利で勝利。勝負は2‐2にもつれ込んだ。

ついに迎えたGAME5は、ゆっくりした展開でスタートした。
その中でもWBG側が高いキャッチ力とバーストのプレッシャーで、JDGは思うようにゲームを進められなかった。
バロンをWBGが獲ったことで一気に展開が加速。JDGは追いつめられる。

最後決定打となったのがLightのアロー。
ここまで高いパフォーマンスを誇っていたRulerだったが、この鋭い一矢は避けられず。フラッシュもクレンズもなく、そのままゲームエンドとなった。

この勝利によって、WCS出場の最後の枠をWBGが獲得。
RulerはMSIどころか、WCSにも出れない1年となってしまった。

森の王の帰還

RulerやKanaviがいないWCSに寂しさはあるものの、ある人物の帰還は喜ばしい。

その男はTarzan。
ソロQで大暴れし鳴り物入りでLCKにも殴り込み。溢れる才能で注目され、LPLに移籍してからLNGで活躍したものの栄冠を手にすることはできなかったTarzan。
春には出場さえ危ぶまれたが、夏からWBGに加入してWCS出場までこぎつけた。

昨年度は過酷なトーナメントを這い上がったものの、決勝でT1にぼろ負けし準優勝と相成ったWBG。
彼らの目は去年のリベンジで燃えている。

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