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【Worlds Swiss Day9】NA決勝の再現!FLYが2度目の優勝を果たし、ベスト8へ!【part3】

FLY vs TL

GAME1

お互いにオーロラとヨネをバンもピックもせず、ボトムにはアッシュルルとジンタムケンチが現れるという混沌としたバンピック。

序盤はTLが有利を握るものの、集団戦フェイズに入ってからは一変。現代メタに沿ったFLYの構成が強さを発揮し、TLはどうしようもないダメージ不足で崩壊。LCSであるあるの光景になった。

バンピックのカオスさも話題となったが、「本当にこんなチームが8強に行くのか?」というようなプレイに対する疑問の声も多かった。ただ、最終的にはミッドの差がFLYに勝利を呼び込んだ。

GAME2

またしてもオーロラとヨネはバンもピックもされず、疑いの声がより強まったGAME2。FLYはサポート最後のピックで、レルが残っている中でセナを選んだ。

1セット目で活躍したBwipoを集中攻撃。レーンが崩れたFLYは後手を踏む。何とかYeonを狙いに行くも、フェザーストームからの華麗な反転を見せ、ファイトに勝利しバロンに向かう。

FLYもバロンを止めようと集団戦を仕掛ける。スマイトがまだ上がっていなかったUmTiだったが、フラッシュとブラストコーンで時間を稼ぎ、ギリギリでバロンを抑えきるスーパープレイ。これによりTLは一気にネクサスを破壊し、試合はGAME3へと続くことになった。

両チームともにダイブ構成を組んだが、トリスターナとザヤの優れた生存能力が、相手の突進を無効化。TLのバンピックがゲームの勝敗を決定づけたと言える。

GAME3

現地でも、深夜の戦いとなったGAME3。2021年のグループステージ以来となる、9試合を行うという大変な1日になった。見る側も疲労困憊となったGAME3。

FLYはついにヨネを選び、TLはジョーカーピックとしてミッドにクレッドを選ぶという超強気の選択をした。

Day9の最終戦は非常にあっけないものだった。
序盤のミッドでの交戦でクレッドとセジュアニが大敗した瞬間、TLの未来が終了。突っ込んで勝てなくなったクレッドに、できることはなにもなくなった。そのままFLYが試合を押し切り、8強進出を確定させた。

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