
2025年の最強を決める戦い・Worldsが遂に10月14日に開幕します。
本記事では各チームの紹介とゆーみ速報の管理人が考えたパワーランキングを紹介します。
Pickemの参考や、大会を楽しむ準備になれば幸いです。
順位はあくまで予想になりますので、ぜひコメント欄で皆様の考えるランキングを発表していただければと思います。
目次
- 1 #1 Gen.G
- 2 #2 Hanwha Life Esports
- 3 #3 Bilibili Gaming
- 4 #4 T1
- 5 #5 Anyone's Legend
- 6 #6 Top Esports
- 7 #7 KT Rolster
- 8 #8 FlyQuest
- 9 #9 CTBC Flying Oyster
- 10 #10 Invictus Gaming
- 11 #11 G2 Esports
- 12 #12 Movistar KOI
- 13 #13 PSG Talon
- 14 #14 Fnatic
- 15 #15 Team Secret Whales
- 16 #16 100 Thieves
- 17 #17 Vivo Keyd Stars
#1 Gen.G

Kiin / Canyon / Chovy / Ruler / Duro
Gen.Gは、今年を通して最高のチームであり、疑いようのない優勝候補です。LCKスプリング、MSI 2025、Esports World Cup、LCKサマーを制覇し、「ゴールデンロード」とまではいきませんがほぼそれに近しい道のりを歩んでいます。非の打ちどころのないチームワーク、マクロの支配力、そして驚異的な安定性は、他の追随を許しません。個々の選手の能力もトップクラス。過去のWorldsでの失速という懸念は依然として残ってはいますが、もしCanyonの復調が重なれば、この大会でファイナルに進出する可能性は極めて高いと言えるでしょう。
注目選手: Chovy
「現代LoL最高のプレイヤー」と称されるChovy。レーン戦から後半の集団戦まで、あらゆる指標でトップクラスの成績を誇ります。長年のキャリアでWorldsタイトルがない唯一の壁を打ち破るかどうかに注目が集まります。
#2 Hanwha Life Esports

Zeus / Peanut / Zeka / Viper / Delight
Zeusの加入によりドリームチームの色を強め、LCKの確固たる強豪となったHLE。今年はKoreaCupとFirstStandを制し、GENのゴールデンロードを阻むことに成功しました。LCKサマープレーオフではT1を薙ぎ払い、世界最高峰のチームと渡り合えることを証明しています。好調時のHLEはGen.Gに並ぶ実力を発揮しますが、BOT以外の調子が少し崩れやすい点が気になるポイント。ただそれを加味しても、ワールドクラスの実力を持っていることは確かです。
注目選手: Peanut
兵役によって今年が最後になる可能性が高いPeanut。ROX時代からトップチームで戦い続けたJGとしての経験値の量は世界一でしょう。2022年のDeftのようなラストダンスを見せられるか。
#3 Bilibili Gaming

Bin / Beichuan / Shad0w / knight / Elk / ON
LPLサマーを制覇し、中国のトップシードとしてWorldsに乗り込むALL中国人チームBLG。このチームの特徴は圧倒的なメカニクスの高さ、特に序盤の小規模戦に強みを持っています。特にKnightはこのチームの柱であり、LPLで最多タイトルの記録を持つ世界トップクラスのミッドレーナーとなりました。今年はJGを一新し、ジャングラーを入れ替えるという戦術をとっています。国際大会での優勝経験がないBLG。韓国一強になりつつある情勢を崩し、自国開催に錦を飾れるか。
注目選手: Knight
世界でもトップクラスのミッドレーナーであり、「ゴールデンレフトハンド」の異名を持つknight。特にプレーオフ終盤でのパフォーマンスは目覚ましく、FinalではMVPを獲得しています。正確無比なスキルショットに注目です。
#4 T1

Doran / Oner / Faker / Gumayusi / Keria
Worldsの舞台に立つT1は、国内のT1とは「別物」です。今年はZeusが抜ける騒動があり、代わりにDoranが加入。戦い方の模索を行いながら、何とか4位に滑り込みました。LCKプレーオフではHLEに3-0で敗れるというアクシデントもありましたが、その潜在能力は計り知れません。彼らの最大の強みは、国際大会で常に最高のパフォーマンスを発揮する歴史的背景(Worlds Buff)と、メタを読み解くコーチングスタッフの能力です。今年はOnerが絶好調。5回の優勝経験を持つ生ける伝説・Fakerとともに、T1の3連覇を目指します。
注目選手: Oner
今シーズン、安定感と爆発力の両面でチームを牽引し続けたOner。特にジャーバンやシンジャオといったチャンピオンを手にすると、一気に試合を支配してしまいます。彼の序盤のゲームメイク能力は、T1の勝利を左右する鍵となります。
#5 Anyone's Legend

Flandre / Tarzan / Shanks / Hope / Kael
ALはLPLスプリングでは最強チームの一つとして躍進。そのままLPL制覇を成し遂げるかと思われましたが、サマーではメタへの適応に苦しみました。プレイスタイルは、オブジェクトを巡る集団戦やダイブを恐れないエンゲージなど非常にアグレッシブ。MSIではGen.GとT1の両方をフルセットまで追い詰めるなど、そのポテンシャルは疑う余地はないでしょう。このチームの核はJungle/Topデュオにあり、もし春の調子を取り戻せれば、トーナメントで上位に食い込む可能性は高いでしょう。
注目選手: Tarzan
創造性と広いチャンピオンプールから、世界最高のジャングラーの一人として数えられているTarzan。Split2ではシーズンMVPに輝きました。彼の存在が無限のゲームプランを生み出し、ALを牽引していることは間違いありません。
#6 Top Esports

369 / Kanavi / Creme / JackeyLove / fengyue / Hang
TESはLPLレギュラーシーズンで1位を獲得するなど国内では強豪ですが、なぜか国際大会になると序盤でこけて早々に大会を去ることが多いチームです。今ではチョーカーという不名誉なレッテルが付きまとっています。彼らの最大の強みは、Kanavi選手という世界トップクラスのジャングラーと、JackeyLove選手という爆発的なADCを擁している点。しかし、JackeyLove選手は最高のパフォーマンスを見せる一方で、不用意に捕まりリードを台無しにするという不安定さも持ち合わせています。TESがトップ4に進出するには、この「呪い」を乗り越え、国際大会で安定したプレイを見せることが不可欠です。
注目選手: Kanavi
LPLのジャングルにおいてTarzan選手と双璧をなす最高峰の存在、Kanavi。長年所属したJDGから移籍しましたが、すぐにチームにフィットし、トップレベルの結果を出し続けたことは、彼の高い適応能力とゲーム理解度の証左でしょう。
#7 KT Rolster

PerfecT / Cuzz / Bdd / deokdam / Peter
KT Rolsterは「ローラーコースター」と呼ばれるにふさわしい、極めて不安定なチームです。LCKサマープレーオフでGen.Gを3-2で破るという、今シーズン最大のアップセットを達成したチームであり、そのピーク時のポテンシャルは計り知れません。しかし、その勝利の後、彼らはHLEやGen.Gに大敗しており、安定性の欠如が上位進出を阻む可能性があります。今年はBddが絶好調。不安定なチームの中で圧倒的な安定感を出す姿はベテランそのものです。BddとCuzzがAbsolute Cinema上映のカギを握っているでしょう。
注目選手: Bdd
現在Bddは、Chovy選手やKnight選手に次ぐトップミッドレーナーと評価されています。今年のAll-LCK Second TeamにはFakerやZekaを抑えて選出されました。チームが劣勢に立たされた状況でも、試合にインパクトを与え、状況をひっくり返す力を持っています。
#8 FlyQuest

Bwipo / Gakgos / Inspired / Quad / Massu / Busio
FlyQuestはLTA北米の王者であり、西側地域の「最後の希望」の一つとして期待されています。高いゲームの基礎力を持っており、今年のLTAの圧倒的王者になりました。過去のWorldsではGen.Gをフルセットまで追い詰めた実績もあり、国際舞台で東側の強豪に一矢報いるポテンシャルを持っています。しかし、ミッドレーナーのQuad選手は、アジアのエリートミッドレーナーと対面した際に不利を背負ってしまう可能性があります。スイスステージを突破する実力は持っていますが、国内での競争レベルとの差に戸惑うかもしれません。
注目選手: Inspired
西側最高のJGであるInspired。チームの頭脳とエンジンは間違いなく彼でしょう。アグレッシブなプレイスタイルでありながら、不必要なリスクを冒すことは少ないジャングリングが、FLYの基盤を支えています。東の強豪に打ち勝つためには、Inspiredの活躍が不可欠です。
#9 CTBC Flying Oyster

Driver / Rest / JunJia / HongQ / Doggo / Kaiwing
CFOはLCP 2025の全タイトルを獲得した、太平洋地域の「絶対的な支配者」です。このチームは国際大会でダークホースでもあり、特にMSI 2025ではT1をフルセット(2-3)まで追い詰めるという前代未聞の偉業を成し遂げました。LCPでのCFO一強状態は続いており、世界の強豪はより一層警戒を強めています。使い分けを行っているトップレーンの状況が唯一の弱点と見られていますが、スイスステージで上位チームを打ち負かす可能性を秘めているチームです。
注目選手: Doggo
CFOで再燃したスター選手であるDoggo。HongQとともに、高いメカニクスから世界クラスの選手と評価されています。国際大会での経験も豊富。LCPの躍進は彼の右手にかかっているでしょう。
#10 Invictus Gaming

TheShy / Wei / Rookie / GALA / Meiko
今のInvictus Gamingに決まった評価を付けることは不可能に近いです。極めて不安定なチームであり、その実力は下位リーグから世界クラスまで日替わりで変動します。TheShy選手やRookie選手といった元世界チャンピオンを含む「スター選手を集めたロースター」を擁しており、そのスターパワーとクラッチ要素が彼らの最大の魅力です。プレイオフではRookieが不調に陥りましたが、GALAが大暴れすることでJDGを打ち破りなんとかWorlds出場を決めました。彼がWorldsメインステージで輝くには、まずT1との中韓人気チームの激戦を制する必要があります。
注目選手: GALA
不安定なIGのロースターの中で最も一貫したキャリーであるGALA。TOPとMIDが不調な際はIGのダメージのすべてを担うこともありました。GALAのクラッチ能力は突出していますが、Worldsでのパフォーマンスには過去の不安要素もあります。
#11 G2 Esports

BrokenBlade / SkewMond / Caps / Hans Sama / Labrov
G2 EsportsはLECのトップシードであり、サマーファイナルでMKOIを3-0でスイープ。ヨーロッパでの覇権を確立しました。新ジャングラーのSkewMond選手とサポートのLabrov選手の加入後、チームは成長を遂げ、SkewMond選手はファイナルMVPを獲得するなど大きく貢献しました。ロースター変更後の連携力不足はサマーシーズンに入ったことで解消されたといってもいいでしょう。G2は国際大会では伝統的に強く、アジアの強豪を「カモる」チャンスを常に持っています。国際大会での低迷が続くヨーロッパにとって、G2の国際戦での復活がなによりも必要です。
注目選手: Hans Sama
非常に安定したパフォーマンスを見せるADCであり、Capsに次ぐチームのベストプレイヤーと評価されています。懸念されていたLabrovとの序盤の連携面も改善傾向にあります。国内リーグでは「ボールを一度も落とさなかった」と称されるほど、信頼性の高いキャリーです。
#12 Movistar KOI

Myrwn / Elyoya / Jojopyun / Supa / Alvaro
MKOIはLECの準優勝チームであり、春季にはLECタイトルを獲得しましたが、サマーファイナルではG2に3-0で粉砕されました。彼らは爆発的な序盤の強さを見せることがありますが、過信からリードを投げ出してしまう傾向があり、明確な弱点として指摘されています。ジャングラーのElyoya選手はLEC加入以来Worlds出場を逃したことがない皆勤賞の選手。ファンに期待させた後にすべてを粉砕する類のチームであり、不安定さゆえに期待値は低めです。
注目選手: JojoPyun
LECで初めてプレーするNA出身のミッドレーナー。夏季には非常に強力なレーン戦と高いマッププレッシャーを発揮しました。彼が国際的な舞台でアジアのエリートミッドレーナーと渡り合えるかが、チームの鍵を握ります。
#13 PSG Talon

Azhi / Karsa / Maple / Betty / Woody
PSG TalonはLCPからの第3シードとしてWorldsに出場します。国際大会の経験は豊富。MSI 2021でトップ4に入った実績を持つ、Worldsの舞台ではお馴染みのチームです。しかし、今シーズンを通して一貫性に欠けるプレイを見せています。高い予想能力に基づいた、視界確保と情報収集を重視したプレイに定評がありますが、個人のスキルレベルは上位チームに劣ります。スイスステージを突破するにはそれぞれが最高のレベルを発揮する必要があるでしょう。
注目選手: Maple
一度引退したものの、Split 3で復帰したベテランミッドレーナー。正直国内でのパフォーマンスは非常に不安定でした。しかし、これまで国際大会では良いパフォーマンスを発揮し続けていたため、期待が高まっています。
#14 Fnatic

Oscarinin / Razork / Poby / Upset / Mikyx
FnaticはLECの第3シードですが、現在のロースターは過去数年と比較して弱いと評価されています。今年はT1でFakerの代わりを一時的に務めたルーキーのPobyをミッドレーンに起用。PobyはBotレーンを支援するバランサーとして貢献しました。Fnaticの夏のプレイスタイルは、BotのUpsetとMikyxを中心としたものでしたが、トップサイドの不安定さが大きな懸念材料です。期待値が低いことで、かえってプレッシャーから解放され、スイスステージで波乱を起こす可能性があるかもしれません。
注目選手: Upset
ベテランキャリーであるUpset。サポートのMikyxとのベテランデュオは非常に安定しています。FnaticがWorldsで勝利を掴むとすれば、キャリー能力に大きく依存することになるでしょう。
#15 Team Secret Whales

Hiro02 / Pun / Hizto / Dire / Eddie / Taki
LCP第2シードのTSW。シーズンを通しての成長力と土壇場での勝負強さを武器に、何とか2位までたどり着くことに成功しました。そぁそ。LCP決勝ではCFOに0-3で敗北しており、個人のスキルレベルは上位チームに劣ると見られています。彼らのプレイスタイルは安定したレーン戦、早期の情報収集、そして選択的な集団戦を特徴とします。若い選手(06年および07年生まれのプレイヤー)を多く擁しており、平均年齢は21.1歳と若さ溢れるチームです。上位チームを打ち倒すには、大会中での成長は必須です。
注目選手: Dire
18歳のMidのエース、Dire。育成チームから昇格した彼は、積極性と将来性にあふれています。同じく18歳のHiztoとともに、序盤からアクションを起こし有利を取ることが、TSWの勝利パターンの一つです。
#16 100 Thieves

Dhokla / River / Quid / FBI / Eyla
今年限りでのLTA撤退を発表している100 Thieves。ローワーから駆け上がり、念願のWorlds出場を果たしました。彼らのゲームプランは、安定したレーン戦とクリーンなセットアップに基づいたリスクを嫌うスタイルです。過去のWorldsでは、ノックアウトステージ前に失速する傾向がありました。今年は連携面での不安定な要素も多く、Worldsでトップレベルの競争相手と競うためには、チーム全体として高いパフォーマンスを維持する必要があります。
注目選手: Quid
LTAのセカンドチームにも選出されているQuid。チームの主要なダメージ源として活躍する場面も多く、シーズン序盤にはゲームを支配する展開も多く見られました。安定したレーニングに注目です。
#17 Vivo Keyd Stars

Boal / Disamis / Mireu / Morttheus / Trymbi
Vivo Keyd StarsはLTA South Split 3のチャンピオン。ブラジルのチームは伝統的にBo1形式の試合で他地域のチームに対して良いパフォーマンスを見せる傾向があります。彼らは国際的な経験は少ないものの、序盤を忍耐強く進め、アイテムが揃った後に自信を持って集団戦を仕掛けるスタイルを好んでいます。番狂わせを起こすには、チーム全体の調子を最高潮に高める必要があるでしょう。
注目選手: Mireu
韓国出身のミッドレーナーであるMireu。彼のシーズン途中での加入が、チームを優勝候補へと押し上げる直接のきっかけとなりました。その攻撃的なプレイスタイルでチームを勝利に導き、Split 3ではリーグ最高のミッドレーナーとして評価されています。